江戸川区19歳少女が殺人容疑で逮捕「他に好きな人ができたから」元交際相手の腹部を包丁で刺した最悪の理由

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恋人に刺された男性が死亡

1月9日の午後3時25分ころ、警視庁に「元カノに刺された」という通報がありました。

通報主は、東京都江戸川区篠崎のアパートに住む、建設業の佐藤優作さん(25)。

昼過ぎの閑静な住宅街にパトカーと救急車が急行し、現場は一時騒然となりました。

警察官が駆け付けた時、佐藤さんはアパート脇の駐車場で腹から血を流してうずくまっており、病院に搬送されたが約7時間後に死亡が確認されました。

警視庁は佐藤さんの同居人で、部屋にいた19歳の少女を殺人未遂容疑で現行犯逮捕。全国紙社会部記者が解説しました。

佐藤優作さんの人柄

優作さんと少女は交際関係にあり、昨年4月から同棲していました。

部屋のベッドで横になりスマートフォンを操作していた佐藤さんのお腹を、少女が包丁で刺したようです。

佐藤さんは腹を押さえてなんとか部屋の外まで逃がれて通報したものの、傷が深く死亡してしまいました。

少女は『台所の包丁で刺した』と事実を認めており、警視庁は容疑を殺人に切り替えて捜査を進めているとのこと。

佐藤さんと少女は2人の共通の地元・青森県で交際をはじめ、昨年4月に上京

同棲スタートからは1年も経っていないことになります。

佐藤さんと親交があった職場関係者によると、優作さんは昨年4月から東京の建設会社で働き始めました。

職場の先輩と一緒に釣りに行ったり、奄美や沖縄への社員旅行でも楽しんだ様子だったそうです。

しかし佐藤さんは、職場で交際相手の少女とうまくいっていないと相談することも多かったといいます。

殺人動機とは?

上京したいという少女の希望に沿う形で、優作さんが引っ越し費用をため、就職先も決めて満を持して2人で東京へやってきました。

しかし上京してからの少女は、クラブに行って朝まで帰ってこなくなったり、未成年なのに家でたばこを吸っていたりしたそう。

優作さんは東京に知り合いがいないこともあり、会社の先輩に『少女が東京に来ない方が良かったんじゃないか』と相談していたこともあったそうです。

2人の関係に決定的な亀裂が入ったのは、同棲スタートから3カ月ほどが経った2021年夏のこと。

少女が佐藤さんに「他に好きな人ができた」と突然別れ話を切り出したのだといいます。

少女は東京で知り合ったアメリカ人男性のことを好きになり、それがきっかけで2人は昨年夏に別れたとのこと。

しかし少女はコールセンターで働いていたもののお金に余裕がなく、未成年なので物件を1人で契約するのも難しい。

優作さんは少女に対してもう恋愛感情はなくなっていましたが、少女の親とも連絡を取り合っていたので強引に追い出すわけにもいかなかったようです。

少女が『今から物件を探すから』というのを信じて同居を続けていたそう。

逮捕された少女は佐藤さんを刺した理由について「逃げたい一心で刺した」などと供述しているといいます。

しかし職場関係者によれば、逆に佐藤さんが頻繁に家から追い出されていたのだそうです。

そして事件当日の9日、佐藤さんは勤めている会社の社長にも電話をかけていたことが判明。

刺された後にかけたようですが、社長はとれず、近くにいた娘さんが優作さんの名前が表示されているのを見て電話に出たそうです。

すぐに社長に『優作が死にそうな声だったよ』と伝えたのですが、慌ててかけなおした時には、もうつながらなかったようです。

「前日まであんなに元気そうにしてたのになぜ、という思いが消えません」と社長は話していたそうです。

元恋人でありながら居候を続け、自分の都合で家から追い出す身勝手な女性。

「殺すつもりはなかった」と供述しているようですが、包丁でお腹を刺す行為に殺意がないというのは苦しい言い逃れのように感じますね。

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