元勤務先社長「谷本がやったのでは」カッとしてキレやすい性格。知人が語った放火殺人犯の素顔とは。。。

話題
この記事は約3分で読めます。

2021年12月30日。年末ムードの日本を震憾させた大阪放火殺人事件の容疑者とされる男が死亡しました。

谷本盛雄容疑者(61)は、事件があった12月17日に心肺停止状態で緊急搬送され、市内の病院で治療を受けていました。

しかし、重度の一酸化炭素中毒で意識が回復することなく亡くなったと言います。

「谷本容疑者はクリニックに放火した後、階段付近で倒れていたところ、消防隊に早々に救助されていた。だが、煙による一酸化炭素中毒で意識はずっと回復しなかった。結局、捜査員は一度も事情聴取をできぬまま、亡くなった」(捜査関係者)

これにより、事件の真相は難航を示しました。

AERAdot.の取材によると、事件当日夜に谷本容疑者の知人である居酒屋経営者Aさんを取材したところ、こう証言していたそうです。

西淀川区で自宅を放火し、曽根崎新地のクリニックで放火事件を起こした男には心当たりがある

翌朝、Aさんから教えてもらった西淀川区の阪神電車姫島駅から徒歩5分の場所にある谷本容疑者宅を訪れたところ、すでに府警の捜査員や消防が集まっていたとか。

その後、谷本容疑者が12年前まで勤務していた板金工場の社長も取材したところ、「事件をニュースで知った時、ひょっとして谷本容疑者がやったのではないか」と頭をよぎったんだそうです。

スポンサーリンク

知人が語る谷本容疑者の素顔とは?

谷本容疑者を知る人たちが口をそろえて話すのが「カッとして切れやすい」性格だという点です。

前出のAさんは3年ほど前に谷本容疑者が突然、激怒したシーンを目撃し、今でもハッキリと覚えているそうです。

その日は、谷本容疑者が好きな競馬のG1レースの日で、谷本容疑者は居酒屋の飲み仲間と場外馬券売り場で競馬を楽しんでいました。

しかし、レースでアクシデントが発生して、谷本容疑者の馬券は紙くずとなってしまったんだそうです。

谷本容疑者は仲間と自転車で居酒屋にやってきたといいます。

「最初は競馬の新聞を見ながら和気あいあいと残念会のように語り合っていた。谷本容疑者はタニさんと呼ばれていましたね。酒が入って1時間ほど経過すると、急に谷本容疑者がブチ切れた。飲み仲間がなだめて、いったんは収まったが、また怒り出して立ち上がり、椅子を手にし『くそー』などと暴れそうになった。しばらくすると、谷本容疑者は白い錠剤を手に持っていた。たぶん、10錠くらいあったと思う。それを口に含んで、焼酎で流し込んだ。(Aさん)

それから1週間ほどして、飲み仲間がAさんの店にやってきました。

「あの夜はタニさんがクスリと酒を飲んで切れてしまって手が付けられず、えらいことになったとぼやいていました。谷本容疑者がうちの店でも酒を飲んで暴れ、悪態をつくことが、2、3回あった」(同前)

記者は谷本容疑者と場外馬券売り場に一緒に行っていた飲み仲間のBさんもこう証言しています。

「タニさん、ここ1、2年くらいは昼から飲んでいた。放火した心療内科に通い、『クスリを飲んでも治らない』と精神科医の文句を言っていた。タニさんは気に入らないことがあると、クスリを取り出して、ビールや焼酎と一緒に飲む。当然、その後はとんでもないことになる。酒を飲まなければ、気のいいおっちゃんで、放火殺人なんて大それたことなどできるように見えない。クスリと酒を飲むと、人格が変わってしまう

2011年には谷本容疑者は長男を包丁で切りつけ、殺人未遂で懲役4年の実刑判決が下されています。

離婚や失業などによる精神的苦痛や抑うつ状態に陥り、事件現場となった心療内科へ通っていました。

それなのに精神的苦痛も癒せぬまま、さらには処方薬を大量に服用し人格が錯乱した状態で、多くの人を巻き込む放火魔となってしまったのでしょうか。

事件は依然、謎のまままです。

多くの犠牲者のみなさん、遺族の方へお悔やみ申し上げます。

話題
こなみかん。をフォローする
こなみかん。cpのトレンドルーム

コメント

タイトルとURLをコピーしました