ジャンプ失格の各国怒りの声「問題が見つかるまで続いた」南キャン山里「先にわかんないもんかね」

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7日のノルディックスキー・ジャンプ混合団体で、日本は1回目で1番手の高梨沙羅(25)=クラレ=が失格となり、その後に巻き返したものの3位カナダと8.3点差の4位に終わった。

高梨は1回目のジャンプ後、スーツの太もも回りが規定より2センチ大きいと判断され失格に。

4か国の女子5選手が失格となった前代未聞の事態に、各国の選手、監督から怒りや嘆きが噴出しました。

検査方法がW杯などとは違うとの声も上がり、混乱が広がっています。

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検査方法がこれまでと違った?問題が見つかるまでチェックが続いたとの声も

世界選手権4連覇中だったドイツの女子、カタリナ・アルトハウスは「国際スキー連盟(FIS)は女子ジャンプを破壊しようとしている」と強い言葉で怒りをあらわにしました。

スーツは銀メダルを獲得した5日の個人戦と同じもの。ドイツチーム関係者は「問題が見つかるまでチェックが続いた」と証言しています。

ノルウェーは女子が2人とも2回目に失格となりました。

シリエ・オプセトは「理解できない。茶番だ」と衝撃を隠せない様子でした。

アンナオディネ・ストレムは「これまでの検査方法と違い、少し奇妙だった。いつもと違う姿勢でチェックされた」と検査方法への疑問を口にしています。

チームの監督は、検査方法を事前に明確にしておくべきだったと指摘。

男子に違反者がおらず、女子ばかりが失格となったことにも首をかしげ「ジャンプ全体にとって暗い一日となってしまった」と語り、FISに対して説明を求める意向を明らかにしました。

一方で3位に入ったカナダの女子、アビゲイル・ストレートは「ほろ苦いメダルだとは思わない。この競技で用具はとても重要で、失格もしばしばある。規則が厳格に適用されていることを示している」と話しています。

選手の間では、新型コロナウイルスの感染防止策で自主隔離をしたり、適切な食事を取れなかったことなどが影響したとの見方も出ています。

国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は8日の記者会見で、隔離中の選手の体重変化について見解を問われ「選手は非常に厳しい環境にある」とだけ答えています。

南キャン・山里亮太は少しの疑問と称賛

お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(44)が8日、火曜パートナーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」(月~木曜後1・00)に出演。

高梨沙羅の失格について語りました。

パーソナリティーの赤江珠緒が「高梨沙羅ちゃんよ。ルールはルールなんでしょうが。昨日私も、そんなことあるって思って。かわいそうだったね」とコメント。

山里は「先に分かんないもんかね。滑る前に『ちょっと、だぶついてない?』とか言って。2センチっしょ」と力を込めて語りました。

赤江も「あんなパフォーマンスさしといて。あんな大ジャンプみんなしといて」と残念そうに語っています。

山里は「これはスポーツしない人間のツッコミなのよね、2センチっしょっていうのも。2センチで変わってくるもん」。

さらに赤江は「2センチから4センチまでの間って女子はプラスって言われているから。そこにプラス2センチっていうと変わってくるのかな。シビアな世界ですよ」とコメントしました。

日本は結果4位だったが、山里は「でもナイスファイトですよ。ありがとうしかないですよ。なんか言ってこようもんなら、言ってくる人にあなた何ができるんですかって聞きたい」と健闘を称えました。

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